FXでフィボナッチ手法トレードを検証していきます。はじめての方はまずはフィボナッチ手法のトレードルールをご覧ください。フィボナッチ手法は注目の集まるブレイク波にフィボナッチリトレースメントを引いてトレードしていきます。
フィボナッチ手法トレードの肝となるのは、波の選び方です。今回も綺麗なブレイクアウトからの第3波を狙ったフィボナッチ手法の波を紹介します。
今回はユーロ円5分足です。ボリンジャーバンドが収縮していき、下へブレイクしています。
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陰線が連続で出現し、第2波の戻りが第1波の下げるスピードよりも明らかにゆっくりですので、今回はフィボナッチリトレースメント38.2%の戻りの部分(1つ目の円で囲った箇所)でショートです。損確は66.0%、利確は120.667付近です。
今回は理想的なシナリオとなりました。シナリオを描くことはトレードにおいて重要です。『トレードは予想はするな』という言葉がありますが、少し言葉足らずな気がしますので解説していきます。
トレードにおいて予想をするな!の意味
『トレードにおいて予想をするな!』と漠然と言われても初心者の方はピンとこないです。『トレードにおいて予想をするな!』は、正確には、『トレードで良いシナリオだけを予想をするな!』ということです。良いシナリオだけ予想をしているということは、自分に都合の良い思い込みをしていることと同じです。
トレードは良いシナリオも悪いシナリオもその他も含めてさまざまなシナリオを予想しておいてください。シナリオを想像したら、対処まで考えておいてください。
さまざまなシナリオを想定していない状態でトレードをすることはギャンブルでしかありません。どんな状況になったとしてもシナリオ想定をしておけば焦らずトレードできます。
シナリオ想定のポイント
シナリオを予想する基準は、トレード手法のルールによります。エントリーの基準、利確・損確の基準、その他レンジになった場合の基準、利確まで一歩及ばなかった場合など、ルール化されているとシナリオの予想と対処がしやすくなります。
そのためには、根拠に基づいたトレード手法を作らなければなりません。根拠に基づかないと、迷いが生じます。迷いから安定したトレードができなくなる可能性があります。
今回のフィボナッチ手法のトレードのシナリオは、損確は66.0%の121.087円、利確は120.676円で、レンジを組んだ場合はイグジットをする。というざっくりとしたものでした。
今日はここまで。それではまた(^^)/