今日からロシアにて開幕されるサッカーワールドカップ。
今回は日本代表がどのようなサッカーをしていくのか。どのようなサッカーが結果を出しやすいのか。注目選手についても個人的な見解を述べてみようと思います。
日本のFIFAランクは61位。FIFAランク32位のパラグアイ相手に、4-2で勝利をおさめて、内容も結果も伴った最高のラストマッチとなった。
今回の日本代表の一番の注目選手はだれか!?
最強鉄壁ディフェンダー植田直通
まずはディフェンダーの注目選手は植田直通!
植田選手は競り合いも強いのに、ディフェンスのときの重心も低く、ステップも軽快。さらに、足元のテクニックもあるという穴がないディフェンス。今の日本代表はボールポゼッション(ボールを回して保持すること)を中心に組み立てていくサッカースタイルなので、ディフェンスの足元のテクニック必須だ。
さらに、本人は、『日本人は体が弱いと言われているがそのイメージを払拭したい。』とフィジカルについても意識が高い。そんな植田選手の1対1のマッチアップは非常に見どころであると言えます。
中盤のクールな支配者柴崎岳
日本代表の中盤での見どころは、なんと言っても柴崎岳。本当は大島選手も素敵なプレイヤーであるから、大島選手についても書きたかったのですが、けがをしていて調整中なので今回は柴崎選手について。
クールな雰囲気をまとった柴崎選手。
柴崎選手は、ボランチで大切なものをすべて持ち合わせているといっても過言ではない。ボランチで大切な能力とは、空間把握能力、味方を助けるポジショニング、展開予測能力です。敵の選手の間に入って、味方のパスコースを作る動きをすることで、チームのボールポゼッションを可能にします。
空間把握能力がないと味方を助けるための適切なポジショニングができません。味方を助けるためのポジショニングをとり続けることは非常に持久力が必要ですが、展開予測能力があれば、効率よくポジショニングがとれるので、無駄な動きが少なくなります。
また、空間把握能力に似た能力ですが、視野の広さも重要になってきます。どのポジションのプレーヤーが一番フリーで攻撃しやすいか、常に視野を広く保つ必要があります。
今言ったすべての能力を柴崎選手は持っています。柴崎選手の正確なポジション取り、ミスの少なさは今回のワールドカップでの見どころとなるでしょう。
キレキレなFW武藤嘉紀
今回日本代表で得点は取ってはいないものの想像以上のプレーをしている武藤選手。
武藤選手はなんといってもそのキレキレな動き。さらに、世界で活躍する大柄な選手にも勝っているフィジカルの強さ。パラグアイという南米選手相手に見せた自身のフィジカルの強さは日本のサッカーファンをわかせた。
内容は悪くはなかったが、負けてしまったガーナ戦においても、アフリカの選手相手にフィジカルの強さとキレキレな動きを見せつけた。武藤選手は球際で相手に負けない強さを持っているので、彼の前線からのディフェンス、球際で奪ったあとのプレーに期待しています。
続く。