ダイエットを頑張っている方、花粉症などのアレルギー症状に悩んでいる方、必見です!
それは、どちらの問題も食物繊維が解決の糸口になる可能性があることが最近の研究で解ってきました。
食物繊維と聞くと、まず、イメージされる効果は便通。腸内環境を整え、快便を促すことで知られていますね。
ですが、食物繊維には他にもダイエット効果、花粉症などのアレルギー改善、高血糖対策、さらには、大腸がんの予防にも効果があると言われています。
一言で食物繊維と言えど、種類が豊富ですが、食物繊維は大きく2種類に分類されます。
- 水溶性食物繊維
- 不溶性食物繊維
どちらの食物繊維も健康において大切ですが、今回はダイエット効果、アレルギー改善、高血糖対策、大腸がん予防にダイレクトに効果的な水溶性食物繊維について深く知っていきましょう。
水溶性食物繊維とは?
水溶性食物繊維とは、水に溶けやすい食物繊維のことで、腸内に存在する多数の善玉菌のエサになります。
腸活コラムでも紹介している通り、腸内環境が良くなることで冷え性改善やダイエット効果も望めます。
水溶性食物繊維を摂取するとこの善玉菌の動きが活発になり、腸内環境が良くなります。
腸内環境の改善がアレルギー改善にも役立つ!
花粉症などのアレルギーって辛いですよね!?実はアレルギーとして反応する免疫細胞の7割が腸にあるそうです。
つまり、腸内環境を改善することがアレルギー改善につながることになります。
腸内に存在する善玉菌のエサになる水溶性食物繊維を摂取することで、腸内環境が改善される。
腸内環境改善がアレルギー改善に繋がるということですね。
では、水溶性食物繊維を1日どの程度摂取すればよいのか?
厚生労働省の提示している摂取目標量は1日に5グラム。一見、少ないように感じますが、実は、多くの人は達成できていないのが現実だそうです。
水溶性食物繊維の王様のエシャロット
水溶性食物繊維を摂取するために、なるべく水溶性食物繊維が多く含まれた食品を摂取したいところです。
水溶性食物繊維が多く含まれている食品が『エシャロット』!
あまり聞かない野菜ですが、フランス料理では欠かせない食材だそうです。
エシャロットについて調べると、どうも勘違いしやすい食品も出てきました。それがエシャレット!
エシャレットはらっきょうの若いものがエシャロットに似ていたため名付けられたものなのでまったく別の野菜になります。
解りやすいように画像を載せておきますね。
見た目はだいぶ違いますね。みなさんはお間違えの無いように!水溶性食物繊維が多く含まれるのはエシャロット。
フランスではメジャーかもしれませんが、日本では、あまり有名ではないのでどう料理すれば良いのか?
さらに、スーパーではなかなか手に入りにくいため、ネットでの注文になってきます。困った(;・∀・)
でも大丈夫です。
エシャロットを食べなければ、水溶性食物繊維を摂取できないのかというと、そうではありません。水溶性食物繊維が多く含まれる食品について紹介したいと思います。
水溶性食物繊維が多く含まれる食品
水溶性食物繊維が多く含まれる食品についてです。
- ワカメ
- アボカド
- ゴボウ
- ジャガイモ
- ラッキョウ
- なめこ
- 納豆
- ひじき
- キウイ
お気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、これ、覚え方が、『わあ!ゴジラ7匹!』なんです(笑)
なんと覚えやすい(笑)
エシャロットを食べなくても、こういった食品を意識的に食べるようにするだけでも水溶性食物繊維を多く摂取することができます。
個人的な見解
フランスでは、水溶性食物繊維が多く含まれるエシャロットを日頃から食べています。確かに、フランス人はスレンダーなイメージが強いです。比較すると、アメリカの女性の肥満割合が34%なのに対し、同じ主食をパンとするフランスでは24%。これはエシャロットの差なのでしょうかね?
ちなみに、日本人女性の肥満割合が5%なので、日本人の方が根本的に健全な食生活を送れていると言えそうです。日本料理は、根菜もたくさん使われていますので、世界に比べると、食物繊維の摂取量が多くなっているのかもしれません。
それでも、意識的に食物繊維を摂取しないと、厚生労働省が推奨している数値に到達しなさそうです。特に、水溶性食物繊維は不足しがちなので、意識的に摂取するようにしましょう。
ポイントは『わあ!ゴジラ7匹!』ですね(^^)
ではでは。