目や鼻がムズムズし辛い花粉症。今日は暖かくなり始めて冷え症の方にとっては良いかもしれませんが、花粉症持ちの方にとっては最悪かもしれません。両方の症状を持つ方にとってはどちらも辛いですね。いずれにせよ、『悩み』は常に絶えないものです。季節により違った『悩み』を抱えるものです。
そんな『悩み』に唯一対抗する言葉があるのであれば、私は迷わずこの言葉をチョイスします。
『備えあれば憂いなし』
今回は花粉症対策についてです。花粉症という『悩み』に対して万全の準備をして挑みましょう。
花粉症対策は『事前準備』が大切!
花粉症は症状が出てから病院へ行って治療するのと、症状が出る前に事前に病院へ行って治療するのでは、症状の状態に差が生まれます。花粉症が発症する前、花粉症が発症し始めた初期段階で病院へ行って診てもらいましょう。
ネットでは、様々な花粉症対策が紹介されていますが、健康に関わることなので、花粉症対策が気になった時点で病院へ行くことをお勧めします。
それでは、何科へ行けば良いのか?1番良いのは、アレルギー専門医がいる医療機関へ行くことが良いでしょう。アレルギー専門医がいる医療機関の検索はコチラの日本アレルギー学会のホームページから検索できます。
良いアレルギー専門医の選び方
専門医を見つけることができましたら、今度は良い医者であるかどうかの判断になります。医者である以上、完璧ではありません。良い医者であるかどうかも自分で判断しなければなりません。
良いアレルギー専門医の選び方のポイントは、患者の話をよく聞いてくれるかどうかです。アレルギー専門医に限らず、1人1人の診察時間が長い医者は良い医者であると私の経験では思っています。
特に、アレルギーはその人の生活習慣(喫煙、飲酒、妊娠、紫外線浴量など)や環境に依存することが多いので患者の話をよく聞き、状況を深く理解してくれる医者がおすすめです。
- 話を十分に聞いてくれる
- 治療法の説明が丁寧
- 原因が特定できないときは憶測によらず、血液検査をしてくれる
以上の3点を私は重点的に見ます。患者が何に悩みを抱えているか理解し、解決策を十分に説明してくれる医者が良いアレルギー専門医であると私は思っています。
花粉症を発症してしまったら・・・
事前に適切な医療機関へ行くことがベストな花粉症対策ですが、それでも花粉症を発症してしまい、症状がひどくなった場合も適切な医療機関へ行くことが大切です。独自で判断し、治るかわからない薬や対策をするよりも、その人やその人の症状の具合に合った対策を適切な医療機関で診てもらうことが良いでしょう。
漢方薬による花粉症対策
花粉症に悩まされる方にとって、毎年医療機関に行くことって大変ですね。かといって、外に飛んでいる花粉の量を意図的に減らすことはできないですし・・・。やはり、自分の体質改善が根本解決になるかと思います。
そこで登場するのが、漢方薬による治療です。漢方薬による治療は、症状を鎮静化し、最終的には体質を改善し、花粉症をなくすことができると言われています。漢方薬は花粉症が得意分野であると言っている人もいるくらいです。漢方薬は化学物質により生成された西洋医学の薬より体への負担が少ない傾向にあるため、症状がない状態から継続的に漢方薬を服用することもできます。体への負担はあくまで少ない傾向にあるにすぎず、人によっては体に負担がかかってしまう場合もあるので漢方医に診てもらいましょう。
花粉症対策のまとめ
花粉症を発症してしまったのであれば、なるべく早く専門医に診てもらいましょう!
花粉症対策は、「アレルギー専門医に診てもらうこと」、「漢方医に診てもらうこと」の2つの方法をおすすめします。いずれにせよ、どちらも重要となってくることが『事前準備』です。発症する前の事前準備によって、発症後の症状の度合いにも大きく差が出てきます。
『備えあれば患いなし』
花粉症には事前準備をして今年の花粉症の時期を乗り越えましょう!
それでは。また(^^)/