宅建試験に超短期間で合格できるのか?
宅建試験に超短期間(1か月未満)で合格することは可能です。
宅建試験が記述式なら、なかなか難しいですが、選択式なので可能です。
まずは、宅建という試験について知ること。知ったうえで、やることを明確にすること。時間を管理することで超短期でも合格ができます。
まずは宅建試験について、どんな試験なのか、試験概要について見ていきましょう。
宅建の試験概要について
4択の選択問題
宅建の試験問題は4択肢問題50題、制限時間は2時間となっています。
ここでポイントとなるのは、宅建の試験はすべて選択問題であるということ。
極端な話、知識ゼロの人でも試験に合格する可能性があるということです。
もし、宅建の試験が記述式であるならば、知識が足りていない人は合格することがほぼ不可能です。
1題あたりの回答時間が2分24秒で50題でちょうど2時間。
2分24秒だとぎりぎりなので1題あたり2分くらいを目標にすると良いでしょう。
宅建試験の合格ラインについて
宅建試験の合格ラインは50点満点中、33点前後です。35点を取れれば大体合格できます。
その年によって上下するので、40点を目標に頑張りましょう。
宅建試験に超短期で合格するためには、満点を狙ってはいけません!
逆に「10問は間違うことができるんだ!」という心構えで、とにかく、スピード重視で学習していく必要性があります。
分野別合格ラインについて
宅建の試験は4つの区分から出題されます。その分野は
- 民法等
- 宅建業法
- 法令上の制限
- その他の関連知識
となっています。
それぞれの問題数は、
1.民法等 | 14題 |
2.宅建業法 | 20題 |
3.法令上の制限 | 8題 |
4.その他 | 8題 |
合計 | 50題 |
となっています。
理想は民法等10点、宅建業法15点、法令上の制限5点、その他5点を取ることです。
宅建試験に超短期合格するための絶対知っておきたい勉強方法
超短期で宅建試験に合格するためには
今回は、単に宅建に合格するための勉強方法についてではなく、宅建に超短期で合格するため勉強方法についてです。
超短期とは、試験までに1か月を切った状態であることを想定しています。
本来であるならば、半年前から予備校に通って、しっかり講義を受けて復習をして、暗記をして・・・という作業を繰り返して計画的に準備をして試験に挑むところです。
ですが、仕事、家事、家庭、趣味や娯楽といった様々なやるべきことや誘惑に時間を割かれてなかなか宅建の勉強ができない事態も起こります。仕事後に勉強をするというのは相当な意志力があるか、勉強が好きでなければできません。
でも、やはり宅建の資格はとっておきたい!!
わかります・・・。
そんなあなたのために、これから具体的な勉強法について説明します。
宅建試験のために半年前から準備をしてきた人に比べ、1か月を切った状態であなたは合格しようとするのですから、普通の勉強方法では合格できないのはなんとなく勘づいているのではないでしょうか?
宅建に超短期で合格するためには普通の勉強方法ではいけないのです。
過去問から解く勉強方法
宅建試験に超短期で合格するための勉強方法は、ずばり、過去問から解いていくという勉強方法です。
本来ならば、テキストを読んで理解して過去問を解くという勉強方法をしていく人が多いと思います。
ですが、今回は超短期で試験に合格するためですから、王道の勉強方法ではいけません。
過去問から解いてください。
宅建超短期合格するための具体的な手順
- 過去問10題を20分を目標に回答する。
- 全くわからない場合は、わからない言葉をマークしておき、とにかく、20分以内に終わらせる。
- 解答を読んで、1題あたり7分を目標にわからない箇所を調べて解けるようにする。
- 完璧でなくても良い。
しかし、「過去問からなんていきなり解けない!」っていう意見もあるかと思います。
大丈夫です!安心してください!みんな解けません!
なぜ、いきなり解けないか検証していくと、問題を理解できる知識が無いからです。
つまり、問題が何を言っているかわからない状態になります。
日本語であるはずなのに、文章を理解することができないのはなぜでしょう。
文章を理解できない原因の多くは、その文章に含まれる名詞にあります。動詞に関しては、ほとんどの人が理解できます。
そこで、重要になってくるのは、先述した手順2のわからない言葉をマークしておくことです。
わからない文章に時間をかけてもわからないので、マークをしたら、すぐ次に進みます。
宅建試験に超短期で合格するためには、残された時間を意識しなければなりません。
あくまで、超短期で合格するということを目標にやりますから、だらだらとした無駄な時間はできる限りなくさなければなりません。
具体的な手順をこなすと多く見積もって2時間くらいはかかってしまいます。
1日2時間で10問解いていくので、5日で50題で1年分を解き終えます。
宅建試験5年分の過去問を解いておくことで、試験合格にグッと近づくことができますので、1日2時間で25日の勉強で合格できる力が付きます。
宅建試験に超短期で合格するための必需品
宅建試験に超短期で合格するために必要なものは、過去問とテキストの他に、
- キッチンタイマー
- ラインマーカー
- スマートフォン
です。
1つ目のキッチンタイマーについて、宅建試験に超短期で合格するためには、残された時間を意識していく必要がありますから、キッチンタイマーで時間管理を明確にしましょう。
たとえば、1日2時間と時間を決めて勉強を始めたにもかかわらず、調べていったら4時間かかってしまった。
すると、どんなことが起きるでしょうか?
「明日も4時間かかってしまうのではないか?」と億劫になってしまい、勉強に対するモチベーションの低下につながります。
ですから、キッチンタイマーの時間を常に意識して、定めた時間を守りましょう!
2つ目のラインマーカーについて、これはわからない言葉が出てきたらマーカーをしておくために必要です。
わからない言葉をいつまでも考えていたとしてもわからないままで、時間だけが無駄に過ぎてしまいます。
わからない言葉はマーカーをしておいて、さっさと次へ行きましょう!これも時間管理のために必要なものです。
宅建試験は満点を取らなくても合格できます。わからない単語が多いものについては積極的にすっ飛ばしていきましょう。
3つ目のスマートフォンについて、2つ目のマーカーでマークしておいた言葉を調べるために必要です。
IT産業の発達によって、わからない言葉をいつでもすぐにスマートフォンで調べることができます。(昔では考えられませんね(^_^;))
これも時間短縮に欠かせません。
【効率的な勉強方法】宅建試験に超短期で合格するための勉強法~まとめ~
効率的な勉強法を生み出すためには、まずは試験について知ることです。
試験を知って、理にかなった勉強法が何か考えることで、
効率的な勉強法を考え出すことができます。
今回は宅建試験について、
まず、過去問、参考書の他に、キッチンタイマー、マーカー、スマホが必要でしたね。
過去問から解く勉強方法を実践してもらいます。手順は先述した通りです。
宅建試験を超短期で合格するために、意識すべき重要なポイントは、少ない残り時間の管理を徹底するということです。
少ない残り時間を最大限に生かすということです。
時間管理をキッチンタイマーで徹底することで無駄な時間を省くことができます。
また、宅建試験は満点でなければ合格できないわけではないので、難しい項目や時間内に終わらないものはすっ飛ばしていきます。完璧でなくても良いのです。
宅建試験に超短期合格するためには、完璧さよりも時間の方が重要になってきます。
宅建に超短期合格するための勉強法はいかがでしたでしょうか?
実務で使える知識として記憶に残りづらい勉強法なので、
実務で使う場合は改めてしっかりと勉強してください。
宅建の資格が欲しいけれど残り日数が少なく困っている方におすすめです。
今年2016年の宅建試験は10月16日。残り日数はあと25日。
残り時間を最大限有効活用し合格を勝ち取りましょう。