【温活】冬の乾燥肌、ペットボトルの即席湯たんぽで改善できる!?

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冬になると肌がヒリヒリしたり、赤み・乾燥小ジワ・カサカサ・粉吹き・あかぎれ等…挙げだしたらキリがないほどの肌トラブルが起こります。

多くの人はこの時期、乾燥肌に悩まされているかと思います。

なぜ乾燥肌になってしまうのか?そして乾燥肌の改善方法を、12月2日にフジテレビで放送された『その原因、Xにあり!』の番組で紹介された方法を改めてまとめてご紹介します。

なぜ乾燥肌になってしまうのか?

まずは乾燥肌になってしまう原因を知りましょう。

乾燥肌の原因は様々ですが、偏った食事・睡眠不足などの生活習慣病・スキンケアのし過ぎなどが挙げられます。特に冬に乾燥肌になってしまう原因は空気の乾燥にあります。

気象庁によると東京の平均湿度が、夏は70%を超えるのに対し、冬は50%程しかないため体の水分が空気中に逃げやすくなってしまい肌が乾燥しやすくなってしまうとの事。

そこで乾燥対策として多くの方々が行っているのが加湿器の設置だと思われますが、加湿器だけでは不十分だと言われています。

研究によると冬の乾燥肌の原因は全く違うところにもあることがわかったそうです。

乾燥肌の原因は皮膚温度にある!?

皮膚温度の低下が、肌の保湿機能を低下させるようです。

皮膚温度が乾燥肌と関係しているとは一体どういう事か!?

実は皮膚の温度が約28度より下がってしまうと肌からの水分の蒸発が激しくなってしまうのです。

体温が高い方が汗をかいたりして水分が出て行ってしまう、というイメージの方がしっくりきますがその逆なのは意外ですよね。

皮膚の温度と乾燥肌の重要なカギはタイトジャンクションにあります。

あまり聞いたことのない単語だと思いますのでタイトジャンクションについて説明していきます。

乾燥肌のカギ、タイトジャンクションとは?

タイトジャンクションとは何なのか?タイトジャンクションと乾燥肌の関係は?

タイトジャンクションは皮膚の細胞にあるもので、皮膚は4層になっていて外側から角層→顆粒層→有棘層→基底層があり、その顆粒層にタイトジャンクションがあります。

タイトジャンクションは細胞と細胞を繋ぐマジックテープのような役割があり、28度以上だと細胞同士がタイトジャンクション同士によってしっかり繋がっています。これが28度を下回る事によってタイトジャンクション同士の繋がる力が弱まり細胞に隙間ができて、水分が外に逃げて行ってしまう。これが乾燥肌の原因になります。

ハンドクリーム・ローション・オイル等で角層の保湿ケアをする事も大事ですが、その下の顆粒層の水分を保つ事もとても重要だということがわかりました。

皮膚温度を保つ方法とは?

乾燥肌対策には皮膚温度を保つ必要があることがわかりましたが、ではどのように皮膚温度を保つのか…

冬に外出をすると数分後には手足が冷えてきてしまいます。ですので、マスク・マフラー・帽子・手袋・上着などでしっかり防寒対策する事が大切です。女性などは髪をおろすだけでも効果的ですよ。

マスクは保湿効果と呼吸によって水蒸気が発生しダブルで効果があります。

帰宅後は、冷えた体を温めるためにお風呂に入ったり暖かいお湯を触ったりしがちなのですがここも注意が必要です。

打ち水効果といって、肌が濡れると水分が蒸発する際に元々肌の中にあった水分も外に出て行ってしまうので乾燥悪化に繋がってしまいます。

乾燥肌の改善方法!

テレビで紹介された乾燥肌の改善方法は、ビニール袋に蒸したタオルを入れ首に当ててください

首の表面に近い場所には太い動脈があるので、そこをビニール蒸しタオルで温めることによって全身に温かい血液が流れ身体の中から全身が温まり皮膚温度が上がるのです

なぜビニールに入れるのか。蒸しタオルでいいのでは?と思う方がいらっしゃると思います。

これは先ほどお話しした打ち水効果が関係しており、蒸しタオルで温めると肌が濡れてしまいタオルを取った時にそこから水分が蒸発し結果、冷えてしまうのです。

なので水分を直接肌に触れるのを避けるためにビニール袋に入れる。という事なのです!

ビニール蒸しタオルの作り方

水を絞りレンジでチンするだけ!それをビニール袋に入れれば完成です。

もっと手軽な方法が、空のペットボトルにお湯を入れたものです。即席湯たんぽのようなものですね☆

※熱湯を注ぐとペットボトルが変形してしまうので45度くらいのお湯を入れてみてください。

※天然水等の水のペットボトルは変形しやすいので、できれば耐久性のある炭酸飲料が入っていたペットボトルがおすすめです。

自動販売機やコンビニ等に売られているホットドリンクのペットボトルでも同じなので、これなら外出中でも温まれますよね。

温かい飲み物(ペットボトル)を買った際は、是非首に当ててみてください!

この温かいペットボトルは、実は夏場の熱中症対策にも使えるんです!それはまた今度お話しさせていただきますね。

まとめ

冬の乾燥肌対策皮膚温度を上げて改善をしてみましょう。

外出時はマスク・マフラー・手袋・帽子・上着などでしっかり防寒対策をする事。

帰宅後はお湯で温まるのではなく、ペットボトルの即席湯たんぽを首に当てて全身を温めましょう。

ペットボトルとお湯は身近にあるものなので、簡単に始められそうなのがいいですよね☆

どんなにいい効果が期待できるものでも手間がかかったり、費用がかかると継続するには難しいと思います。

その点、ペットボトルの即席湯たんぽは一度使っても捨てることなく使い回せるのでコスト的にも良いうえ、お湯を入れるだけなのでとっても簡単なのです!

是非試してみてください。それではまた!

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