今日本では、ココナッツオイルが流行していますが、ココナッツオイルの効果効能についてまとめてみました。
全部で4つの効果効能があります。
①ココナッツオイルのダイエット効果
ココナッツオイルはダイエット効果があります。ポイントは中鎖脂肪酸にあります。
中鎖脂肪酸の効果
ココナッツオイルは中鎖脂肪酸に分類されます。
中鎖脂肪酸の特徴は、肝臓で素早く消化され、蓄積されにくいということです。
素早く消化されるので、すぐにエネルギー源となります。
燃焼効果を促すので、体脂肪、ウェストサイズ、内臓脂肪や体重を減らしてくれます。
中鎖脂肪酸は、体内に吸収されると肝臓で消費されケトン体へと変化します。
このケトン体は食欲を抑える効果があります。
本来、食欲は、血中のブドウ糖割合がエネルギー消費により減ってしまうことで、脳が「お腹減った」と判断します。
結果的に食欲が湧いて、食べてしまいます。
ですが、ケトン体の血中割合が増えると、ブドウ糖ではなく、ケトン体からエネルギー源として消費されます。
すると、血中のブドウ糖割合が減りづらく、脳が「お腹減った」という判断を起こしづらくなります。
お腹が減らないと食欲を抑えることができるので、過剰なカロリー摂取を抑えることができます。
確かに、私もココナッツミルクヨーグルトを毎朝飲んでいますが、腹持ちが良いです。
それは、ケトン体の効果なのかもしれません。
中鎖脂肪酸が多く含まれるココナッツオイルはダイエット効果があると言えます。
②ココナッツオイルで便秘解消!
ココナッツオイルには便秘解消の効果もあります。
便秘が長期間続くと、肌荒れ、イライラ、肥満や最悪なケースだと大腸がんになりやすくなってしまいます。
便秘の原因としては、
- 食物繊維の不足
- 水分不足
- 運動不足
- 過度なダイエット
- ストレス
- 食品添加物による腸内環境の悪化
などがあげられます。
腸の中には絨毛と言われるヒダ状のものがあります。
これに食品添加物がへばりついてしまうと、絨毛の働きを阻害し、腸の働きが悪くなってしまいます。
そこで、ココナッツオイルを摂取すると絨毛にへばりついた食品添加物を除去し、絨毛の働きを良くしてくれます。
その結果、便秘が解消されるのです。
③ココナッツオイルで免疫力が高まる!
ココナッツオイルには、ラウリン酸が多く含まれています。
このラウリン酸は母乳にも含まれる成分で、外部の菌から体を守る免疫力を高めてくれます。
免疫力を高めることで、風邪をひきにくい健康で丈夫な体を作ることができます。
④ココナッツオイルの美肌効果!
ココナッツミルクヨーグルトの記事にも書かれている通り、ココナッツオイルにはトコトリエノールとラウリン酸が多く含まれています。
トコトリエノールは、抗酸化作用があり、シミ・シワ・たるみの原因となる活性酸素をやっつけてくれます。
ラウリン酸は、先ほども紹介したとおり、免疫力を高めてくれます。
免疫力を高めることで、ニキビの原因のアクネ菌をやっつけたり、外部の菌から守ってくれることで、肌の老化防止につながります。
また、免疫力が高まることで、腸内の善玉菌が増え、悪玉菌が減ります。
腸が正常に機能すると、血行促進し、新陳代謝を高めてくれます。
新陳代謝が高まると、古い細胞が新しい細胞へと入れ替わりやすくなるので、美肌になります。
ココナッツオイルを摂取する上での注意点
こんなにメリットがあるココナッツオイル。
ですが、デメリットもありますので注意も必要です。
ココナッツオイルは体を冷やす
ココナッツは暑い地域で獲れる食べ物です。
暑い地域で獲れる食べ物は、水分を豊富に含んでおり、体を冷やす作用のあるものが多いです。
スイカ、キュウリ、ナス、メロン、、、etc
ココナッツも暑い地域で獲れるものなので、体を冷やす作用があります。
ココナッツオイルはカロリーが高い
ココナッツオイルはカロリーが高いです。大さじ1杯(12g)あたりのカロリーは111kcalです。
ですが、ココナッツオイルはダイエット効果があるから大丈夫って思ってはいけません。
エネルギーに変わりやすい中鎖脂肪酸であっても、運動しないとカロリー消費して、エネルギーへと変換されないので当然太ります。
やはり、全く運動しないで痩せることのできるものはなかなかないんですね(;^ω^)
ココナッツオイルはお腹が緩くなる
ココナッツオイルは便秘解消に効きますが、人によってはお腹が緩くなることもあります。
お腹が緩いと感じた方は量を減らしてみてください。
ココナッツオイルの摂取量
ココナッツオイルには、ダイエット効果、便秘解消効果、免疫力の向上や美肌効果があります。
良い効果ばかりだと思って大量に摂取してはいけません。
人によって、ココナッツオイルが体質に合う合わないがありますし、今テレビで紹介されている情報やインターネットの情報が将来どのように変わるかわかりません。
どんなものもやり過ぎには注意が必要です。
ココナッツオイルは1日大さじ2杯(24g)を目安に摂取してください。
ココナッツオイルまとめ
様々な効果効能が期待できるココナッツオイル。
摂取方法もわかりました。
ですが、私はココナッツミルクヨーグルトをすでに毎朝摂取しています。
ココナッツミルクとココナッツオイル・・・
違いは?どちらが良いのか?
次回はココナッツミルクとココナッツオイルの違いについてまとめていきたいと思います。