【FXの基礎知識】ダウ理論の重要ポイント

FXで稼ぐために必要な知識

前回までFXのダウ理論の解説をしてきました。

今回は、前回までの内容を踏まえて、

ダウ理論の重要ポイントについて解説していきます。

ダウ理論の重要ポイント

まずは復習がてら、

なぜ、ダウ理論を学んできたか?

相場を動かす力のあるプロのトレーダーはダウ理論を知っていて取引をしているからです。

プロのトレーダーの視点に立つことで根拠のあるトレードができます。

では、ダウ理論で重要なポイントとは何か?

それは、2つあります。

  • トレンドには3種類ある
  • トレンドは明確な転換シグナルが発生するまで継続する

トレンドには長期、中期、短期の3種類ありましたね。

自分の取引時間軸の上位足のトレンドに沿った取引をすることで、

勝率が高くなります。

自分のトレード時間でトレードできるのか上位時間軸を見ることを環境確認と言います。

環境確認は欠かせません。

そして、

『トレンドは明確な転換シグナルが発生するまで継続する。』

トレンドの定義は大丈夫でしょうか?

トレンドの定義は、上昇トレンドなら高値と安値を切り上げる、

下降トレンドなら高値安値を切り下げるという状態でしたね。

プロのトレーダーはトレンドに乗って利益を得ています。

トレンドに乗らないと利を伸ばせませんし、高勝率になりません。

トレンドが続かないと判断すると、出来高が減ってきます。

トレンドの定義が崩れる、

上昇トレンドを例とすると

高値安値の切り上げが無くなってくることで、

出来高が減少し、

安値を切り上げず、しっかりと下回ってくることで、

トレンド転換シグナル発生とみなします。

下降トレンドにおいても同様に、

トレンドの定義がしっかりと崩れることで、

トレンド転換シグナル発生とみなします。

【FXの基礎知識】トレンド転換シグナル

トレンド転換シグナルについて、

もう少し具体的に解説します。

先程、私が『しっかりと』と解説しましたが、

『しっかりと』って曖昧な言葉です。

『しっかりと』って人によって違うので、明確な言葉ではありません。

こういった曖昧な言葉は他にも様々なサイトや本にも存在します。

『反転したら』←どの程度かわからないので不明確。

『絡まったら』←見え方が人によって違うので不明確。

『勢いが出たら』←どの程度の勢いから勢いがでたらかわからないので不明確。

こういったワードが出てきたら注意が必要です。

このワードについて詳細に説明されているのか、

説明されていなければ直感トレードになります。

根拠が乏しくなります。

負けたときに反省できなくなります。

『しっかりと』安値を下回るということは、

100人のトレーダーがいたとしたら90人以上が下回ったと認めることができるようなレベルを意識してください。

これができるようになるには、過去チャートの分析を繰り返して、経験を積む必要があります。

過去チャートを眺めながら、トレンドを探してください。

時間軸はどの時間軸でも構いませんが、5分足以上が良いでしょう。

明確なトレンド転換シグナルが発生したときを探してみてください。

練習していると、おそらく新たな疑問や問題が発生してきます。

その疑問や問題については後日。

【FXの基礎知識】ダウ理論の重要なポイント~まとめ~

ダウ理論を勉強して得られる教訓は、

  • 上位足の環境確認を行うこと
  • トレンドの定義に着目して、明確なトレンド転換シグナルを理解する

です。

今回は、宿題として、

過去チャートでトレンドを見つけること、

過去チャートで明確なトレンド転換シグナルを見つけることです。

是非、やってみてください。

それでは。また(^^)/

タイトルとURLをコピーしました